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だいぶ遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

 

去年の12月から1月の今日まで仕事に追われまくりで地獄のような日々でしたが、今日の雪により本日の用事が飛んだので久しぶりに更新してみます。

と言ってから三日経ちました。

話にならないね。

 

そういえばこの前の”Music To One’s Ears #2“の様子、様子わかんない写真だけど撮ってたのであげときます。

年末のバタバタしてた時期だったのでもうあんまよく覚えていないんですが、まぁそこそこ出来てたんだとは思います。

今回Aprl用にセッティング整えてって、内容は悪くなかったんですが新しいエフェクト多用しすぎて2回macbookが落ちるということがあったんで、次回はその辺りを検証しないと現実に戻さないようにパフォーマンスをやりきるという最低限の課題がまず達成できない。

あれ結構凹むので強く気をつけたいですね。

写真はスタジオでのリハの写真と、会場の写真。

VJの今後の予定としては、2月は仕事の都合で特に予定無いですが、3月多分頭?まだ詳細決まってないのであんま詳しく出せませんが、国立にある古民家カフェ?的なところのリニューアルオープンイベントにAprlと出れるかなといったところです。

俺が仕事被らなければな話なので、まだなんとも言えない。

できれば出たい。

それまでにはVJセットをもう一度見直す機会を頑張って作ろう。

 

あ、あと友人のサイトがなんか勿体なかったので直しました。

映像作家”向 純平”くんのサイト。

http://mukaijumpei.com/

まだ細部調整中なので完成ではないけれど、諸事情により公開してます。

ジュンジュンの映像超いいから見てね。

今回今年は申年って事で”猿”ってテーマでなんか一文書こうと思ってて、俺の足りない引き出しから猿についての情報を引っ張り出そうとしたら”レオ・レオニ“の『平行植物』の冒頭に出てきた幻覚植物を食べた猿を思い出して、それがバリバイさんの実験場にいる猿なんで、それが年始のタイトルなんです。

平行植物』の冒頭で”平行植物”と分類されている植物を端的に説明するために出てくるストーリーで、その植物の葉っぱを食べた猿はある幻覚をみる。

その幻覚は確か自分自身を見るといった類のもので、問題なのはその幻覚が第三者にも見えるというもの。(だったはず、本をなんとか漁って見つけたんですが、気づいたら人の家に忘れてきちゃってたので所々うろ覚え)

 

檻の中には猿が2匹いて、1匹は一見死んでいるかの様に動かない。

もう1匹は覚醒していて、始終狂った様な挙動をしている。

覚醒している猿に幻覚植物の葉っぱを数枚与えると、貪る様に食べ始める。

暫くすると葉っぱを食べた猿が昏睡し始め、動かなかった猿が覚醒する。

 

俺は最初この本が架空の植物に関して書いた本だって知らなくて、この冒頭のシーンを読んでいた時に奇妙な不安を覚えたものです。

その頃もうちょっと若くて多感な頃だったはずの俺は異様に長い夢(夢見のほうね)を見る事が多々あって、目覚めてもその夢の内容を事細かに覚えていました。

んでもって今みたいに社会性を大して持たずに生活していたせいか、夢と現実の境が少し曖昧で、かつあんまり人と話してなかったせいかコミュ障特有の個人に起因する誇大妄想にとり憑かれやすくなっていたわけで。

個の存在がスプリットされるというこの描写にリアリティを感じてしまい不安を覚えたのかなと。

コミュニケーションツールとしてのパーソナリティの分裂感とかそういったものではなくて、単純に”現実”と”夢”という齟齬ありまくりの世界軸が同時に存在するリアリティ。

あんまり考えまとまってないから特に収束する話でもないんだけど、最近見た映画で近いものを感じたのは”デヴィット・リンチ“の『ツイン・ピークス』。(最近見たんです)あくまで「あぁこんな感じ」っていう例でね。

~”デヴィット・リンチ“がベーコンに影響を~ってものこの映画みて分かった気がしました。

ベーコンの絵の中は夢見の世界ってのが俺の感想だったので、夢の中を彷徨ってる時の感覚を出力したらこんな感じかもなぁって。

その頃に戻りたいとは思わないんですが、時折チラつく。

 

 

申年というキーワードから何故か俺が一番作風を模索してた頃を思い出してしまったので、今年はその時のそんな感じが制作に活かせる年にしたいな〜って全然絵が描けてないんだけど思いました。

何も作ってないわけじゃないんだけど、創作とは言い難いものばかりだからね。

今年はそのあたり反省していきたいと思います。

本年もよろしく。

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